
たとえばの話、
東京から小一時間ほどのところに、宝石のように綺麗な海があったとする。そこには美味しい魚と美味しい食材が集まって、海の幸を中心とした、浜辺の
レストランがある。レストランは、健康的な体が喜ぶような美味しい料理を出してくれて、そこで食べると、身も心も
リフレッシュできるように感じる。そのレストランは、海辺に立っているから、海風にあたりながらデッキ張りのテラスで食べることもできるし、窓際の席からは、夕焼けに染まった海も眺められる。まだお腹がまだすかない人には、カフェもできるし、そんなに甘すぎないでもほっとするような美味しいケーキもある。
そのレストランの向こうには、ビーチが広がる。
ビーチはプライヴェート空間のように手入れされていて、パラソルを開いて
日焼けする人や、もしくは、海で本気で遊びたい人は、そのレストランのそばにある
オフィスで、ジェットスキーやウェイクボードを体験できる。子供たちは心おきなく遊べるし、お父さんは久しぶりに心置きなく、やはり
子供と過ごす時間を楽しめるはずだ。
そのあいだ、女性陣は、海が疲れたら、もう一度少し山手の、レストランのそばにある、アロマ
リゾートを訪れてもいい。そこでは、オイルマッサージを受けられたり、アロマティーを出してくれる、安らぎと癒しの空間があって、普段そういう場所を訪れない人でも、そのときとばかりは気軽に訪れることができる。
二時間後の待ち合わせは、先ほどのレストランが最高だ。
もし、海よりも自分は山派なんだ、という人には、そのレストランのもっと山手に、ウッドチップがまかれたオフロードサイクリングコースがある。そこでは、マウンテンバイクやモトクロスにチャレンジできたり、もしくは、ジョギングしたりも自由だ。もちろん、新鮮な森の空気を胸いっぱい味わうことだって自由。僕のような陸上ファンには、坂を思い切り走ってみるのも楽しいだろう。途中で転んだって、ウッドチップだからむしろ楽しいはず。
いや、設けられたコースなんかじゃ物足りない。自分はもっと遠くに出かけたい。という人には、本格ロードレーサーのレンタルもある。街で見かけた、一度は乗ってみたい、と思ったことのあるクールなロードレーサーにまたがって、海岸道路をどこまでも何十キロもサイクルしよう。それも、父と子、みんなで行っていい。先頭を疲れたら交代しながら、九十九里浜沿いを走ってみるのも最高だ。もし、少し苦しくなったら、もう一度最初の場所に帰ってきたらいい。
疲れた体には、やっぱりお風呂だ。
体の底からじんとするような大きなお風呂に浸かって、もう一度、その日遊んだ海や山や走路のことを思い浮かべる。きっと、一週間ぐらいは、お風呂に入るたびに、そのときの楽しい感じが湧き上がってくる。胸の奥の方が、ぞくぞくしてくるその感じは、次の休暇までの日々の活力になってくるのだと思う。
大切なのは、苦しい時代だからこそ、本当は遊ぶ場所が必要なのだ、と忘れてはならないことだ。なぜなら、普段何気なく得られるはずのぬくもりだとか、優しさだとか、昂奮だとかを、なかなか味わえなくなる。その場所は、そういうものを思い出させる切っ掛けに溢れてる。なぜなら、大きな不動産会社が作った場所ではなく、きっと人の思いが詰まった場所だからだ。
家族は家族と時間を過ごし、訪れる人は、また来たい、という未来の計画を抱いて、帰ってゆく。
費用対効果のない世界だけど、実はそんな場所にこそ、一番大きなエネルギー〈人の力〉を引き出す力にあふれてる。・・・・・・・・・
もし、この話が本当だったらどうだろうか?
そしてそれが、千葉の勝浦という場所で、
そのリゾートの名前が、La Aina 太陽と地 というものだったら。
そして、そのリゾートを、僕の仲間が夢をかなえるように、三年前から作り始め、そして来年、ついに
オープンするとしたら、どうだろうか。
そしてそれは、本当のことなのだ。
まさに夢のような、本当のことだ。
昨日は、僕のなかで色々なことが変わった重大な日になった。
僕は自転車ロードレーサーを手に入れたのだ。
二週間前のある日、
僕は仲間に、「これからこんな場所を作ろうと思ってるんだ」と説明された。
それが、今上に書いた、僕とラアイナとの出逢いだった。
大切なのは、芸術でも何でも、それで、人が心の滋養を養えることなのだと思う。
僕の芸術も、ひいてはそうあって欲しいし、そして、それが、その場所は、できる気がした。
そのままその仲間は、
「自転車に乗ってみないか?」
と僕を誘った。
多くの人が、この苦しい時代に、夢を見ることを諦めて(ホンダのF1の話のように)、目前の利潤の追求しか、気を配れないとき、そういうときにこそ、みんなでそういうことをやろう、とその人は僕を誘った。
「そして、
サポートは万全にする。だから、自転車で、パラリンピックや、トライアスロンを目指して欲しい」
といわれた。
トライアスロン。実はそれは、僕が心に秘めた、最後のアスリートとしての挑戦のカタチだった。
「皆見君は、走る。俺は、自転車を教える。もしくは、機材を提供する(その仲間は超一流の自転車マンなのだ)。チームを作って、仲間も作ろう。そして、知り合いの自転車店には、整備をしてもらおう。
メーカーには最高のマシンを。ラアイナのトレーナーには、体のメンテをしてもらおう。そして、プリンシパルエージェント(僕の事務所)には、その夢のゼロからのスタートを色々な
メディア媒体で、記録してもらおう。皆がそれぞれにできることで、夢を共有して、皆で共成する。メンバーは皆、仲間たち。ギブアンドテイクのスポンサー関係では、ない。全員で、やってこう」

そうして昨日、僕は、仲間の豊川さんと一緒に、川崎の自転車店ISOYAにロードレーサーを買いに行った。
もちろん費用は、ラアイナが提供だった。
自分で買う、と最初は言い張ったが、それでいいんだ、と納得した。
そういう関係でやっていくのが、大切なのだ、と豊川さんは説明もしてくれたのだ。
川崎から帰って、すぐに家に戻ってマシンを組み立て、早稲田の街を自転車で疾駆した。
夜になっていた。路駐のタクシー達が、風のように背後に消えてゆく。
僕は、今まで感じたことのないスピード感に、全身にトリハダが立っていた。凄い。体の底まで、スピードと風が冷やしてゆく。時々、スキーで味わえるような、最高の感覚だった。特に、遠心力でカーブを切るときなど。最高だ。
これから、僕はガンガンこの自転車に乗って、とりあえず、何がこの自転車でできるのか、わかってみたいと思う。
そして、その先で、夢への道が見えてくると思う。
さて、そういう流れで、僕は来年以降の進路も定めていけた。
就職、進学、留学、etc.
そこにはたくさんの凄い道がたくさんあった。
僕の選んだ道は、夢と目標の道、芸術とスポーツの道。
自分ひとりで思い悩んで、自分の悩みの重さで泥沼にはまっていった僕だけど、やっぱり独力だけでは、すべてはなしえない。
今回も、僕は豊川さん、そして事務所の社長や仲間に助けられて、決断ができたと思ってる。
さて、これから、自転車のトレーニングの日々をこのブログにはアップすることが多くあると思うので、紹介の一回目のブログでした。
多少長くなったけど、La Ainaと自転車の報告、楽しみにしててください
posted by 皆見龍一郎 at 10:52|
日記
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